Because of You

書きたくても何も書けないことはわかっているのですけれど。


栄養失調なのですってわたし。心の? まさか、身体の。
この、現代の日本で、栄養失調。マジかよ。


変だなとは思ってた。立てないし、意欲がないし、風邪治らないし死にたいし家から出たくないし。でもそれいつもだしなあと思って、深く考えていなかった。お稽古はできるから油断してた。たとえお稽古場まで毎回タクシーで移動していたとしても(だって歩けないんだもん)、ひとたび音楽がかかれば踊れるから問題ないと思ってた。が、さびしいとか考え出したあたりから何かがおかしい病気じゃないかと思い始めた。さびしい? わたしが? 一人でいたくない? 頭いかれたの?
よかった。ほっとした。栄養が足りないのか。心の? 違う、身体の。さびしいとか、本気で頭おかしくなったのかと思った。ひとりで生きられないくらいなら死んだほうがまし。ひとりで生きていないことはわかっているけれど、それでも、ひとりで生きられないくらいなら死んだほうがましだよマジで。なんのためにこのような苦行を(苦行なんだろうたぶん)しているのか。さびしいとかやめてほんとうに。


ほんとうはもっと違うことが書きたかった。あなたがいるからって書きたかった。いいことが書きたかった。でも書けないあなたがいるからさびしいのかわたしとか思っていたけれど、そういうことじゃない。それは栄養が足りないから。よかった、ほっとした。他人にそんなこと思われたら地獄だものね。よかった迷惑かけなくて。よかった。栄養が足りなくなると人はこうなります。なるみたいです。まいった。



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