木々の高いところを風が渡っていく。星がつめたく瞬いている、冬。まだ冬。子どもの頃に夢みた真夜中の庭園みたい。いつどんな風に扉が開くかわからない。明日かも。 おとぎの国のお話みたい、ずっとこのままでもいいくらいだね、と。 夢かもしれない。夢だ…
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