千葉に行かなかった。

イメージすることはとても大切。イメージできることはたいてい実現するし、なんとなくもしくはわからないままで過ごしていると、なんとなくもしくはわからないままで終わる。自分のことに関しては99%そう。突然起こる何かも、そうなるときは必ずそうなる。何か→イメージ→行動→結果という過程を必ず通過する。展開する速度が異なるだけで。つまり私は昨日、千葉に行くつもりがなかった。


のんびり過ごすと決めたら、意志してのんびり過ごすことを徹底しないとまったくのんびりできない。のんびりすることに関してイメージがゼロ。疲れる人生だな。


人は(と、言い切ってしまって構わないのかわからないけれど、人は)、完璧主義から脱却することで成長するのだそう。まったく脱却できない。完璧にあるいはそのために最大限の努力をできないくらいなら死んだほうがましだと思ってる。でもこれでもだいぶゆるくなった。「口だけです、グダグダですよ」と笑ったら「そもそもそれが違うんだ」と。


でも最近気付いたことがあって、心を許せる人と一緒にいるとき、私は完璧主義じゃなくなってる。それだけで大事なことだから、私の完璧主義なんてどうでもよくなってる。もちろんそれは極めて限られた短い時間のあいだだけだけれど。「じゃあね」って手を振って別れる。相手が振り返る。その人が振り返るのは私がいつだってみえなくなるまでそこにいることを知っているからだ。もういちど手を振る。「またね」って言う。身体が少しだけ軽くなっているのがわかる。はやければ5分後くらいにいろんなしがらみが、100倍くらいの重さで落ちてくるとしても。

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