思い出、あるいは魂の呼び声 in 千葉。

断腸の思いでキャンセル、は、まだしていない。でもすると思う。


群舞がヤバい。何年経っても先生の創作、どうやって音を取っているのかわからない。リバーもルージュも白夜もあとひとつ(タイトル忘れちゃった)もぜんぶそうだった。みんなそうだからみんなバラバラ。カウントもない。少なくとも私はこう聴いていますと説明することもできないから合わせることもできない。とても人にみせられる状態じゃないよと思いながら当日になってしまう。他の方がどう思っておられるのかはわからないけれど、私はほんとうにつらい。
いつも他の演目に比べてかなり異色な作品になるし場合によってはすごく怖いし、お衣装を着て照明があたるとそれなりにみえてしまうのかどうなのか、よかったですよと言ってくださる方もいる。でももしそうだとしたら、もっといいんです。こんなの踊りと言えない。ちゃんとみてる? みてないでしょ。だから発表会って嫌い。あ、また言い過ぎた。


今年はお稽古中、時計をみるのをやめた。先生が我に帰るのがだいたい23時半くらい。時計をみてもみなくてもそれは変わらないし、たかだか数ヶ月寝不足だからって死ぬわけじゃないし。それなら時間のことは忘れてお稽古に集中したほうがいいよね、気持ちも楽になった、て、それでこの惨状かいなー! わからな過ぎて集中も何もないんです。そして毎回時間切れ。誰か助けて。


この曲だけ抜きでやるならそれは行きますよ。広いところでお稽古できて全員が揃うなら行きますよ。だいたいさ、群舞なのにいつも誰かがいないままお稽古してるって、異常だよ。お稽古場が狭い(縦も横も本番の舞台の半分以下しかない)のは仕方ないとして、23時くらいからやっとこの曲の順番が来て23時半くらいまでしか時間が割けないなんて合わせるも何もない。キャンセルもやむなし。仕方ない。まだしていないけれど(←しつこい)。
今日も一日頑張りましょう。行ってきます。
12:55


たまにはいいことも書こうかな。
振りの中にスプリッツがある。前後開脚。私はこれ、左脚前しかできない。できなかった。三人で踊って私が真ん中なので、どちら脚でも選べた。左脚前ならなんの憂いもなくできる。が、右にした。これから何百回も同じ振りを踊るのだから苦手なほうにしよう。そうしないといつまでもできないままだから。最後までできなかったら逆にすればいい。
最初は悲惨だった。途中で手を付かないとできない。痛いし、目指す形まで持っていかれない。したらしたで立ち上がれない。みっともない。失敗にみえる。でも耐えた。「春まで試させてください」と先生にお願いして、繰り返しお稽古した。
結果。できるようになりましたよね。手を上げたまま下まで、何の支えもなく降りられるようになりましたよね。畜生、こういうの、努力なくしてできるか?(←永沢さん) できる人は最初からできる。でも私にはできないことが多過ぎる。ひとつひとつ潰していくあいだに寿命が尽きるかも。怪我してできなくなったこともある。どうしてもその動作ができないため、一人だけ誤魔化させてもらっているところがある。今日少し調子が良かったから試したけれどやっぱりできなかった。絶対に戻したいと思う。後退してる時間ないから。
駄文。終わる。明日も良い日に。
23:50